誰も教えてくれない電子書籍のデメリットとは

どんな優秀な製品であっても、メリットがあればその裏にはデメリットが必ず存在します。

それは、電子書籍においても同じ。

いろいろなところで電子書籍出版のメリットを書いた記事が取り上げられていますが、実は、デメリットもあります。

電子書籍の大きなメリットの1つは、「誰でも出版できる」ということです。
有名な作家や芸能人ではない、一般の人が自分の経験や想いを文章にして
世界中の人に書籍として届けることができるようになりました。

しかし、いくら簡単に出版できるようになったとはいえ、
まだまだ「本を出版する」という行為は、とてもハードルが高く考えられており
なかなか行動に移せない人がいるのも事実です。

お客様からお金を頂戴して自分の文章を読んでもらうのですから
それなりの文章を書かなければいけませんし、
たくさんの本を売ろうと思えば、Kindleストアの中であなたの本をアピールしなければいけません。
つまり、本の表紙デザインでお客様の目を惹きつける必要があります。

それらのことを考えると、少しプレッシャーを感じますよね。

文章が書けない・・・
表紙デザインができない・・・

このように初心者に思わせてしまうところが、電子書籍のデメリットと言えます。

とはいうものの、実際の話、
電子書籍は文章がなくては成り立たず、
Kindleストアであなたの本の存在をユーザーに知ってもらうには
電子書籍の表紙画像は必須です。

文章の書き初めはどう書いたらいいの?
コンピューターで絵を描くって、どうしたらいいの?

電子書籍の文章も、表紙画像のイメージも
なんとなくイメージはあっても最後まで形にすることができず
完成に至らなかったという人もいるかもしれません。

でも、それは仕方ないですよね。

なぜなら、書籍のための文章の書き方やコンピューターを使って絵を描くことなんて、これまで学校で学んだことがない人がほとんどだからです。

大学や専門学校でそのような分野を勉強した人や、社会人になってから
コピーライティングの勉強、WEBデザインの勉強をした人なら話は別ですよ。

そういう人の例を除いて話を進めると、小中高校の国語の授業で
文章を書くのは「作文」や「感想文」くらいのもので
人に読んでもらうための文章の書き方を学ぶことはありませんでした。

WEBデザインに関して言えば、学校の情報の授業でコンピューターを学んだとしても、せいぜいツールをサラッと触るくらいでデザインに関する知識を深く学ぶまでには至らなかったのではないでしょうか?

このような現状を考えると、ほとんどの人は文章を書くことも表紙デザインをすることも、自己流でなんとかやっているに違いありません。

ただ、文章に関しての救いは「電子書籍の文章は少なくてもOK」なので
普段使い慣れているFacebookやツイッターに投稿するように短い文章を積み上げていってもいいわけです。

でも、あなたの想いや考えをしっかり読者に伝えたいのであれば
やはり、それなりの文章を書くことは必要ですし、文章の書き方を勉強するのはとても良いことです。

あまりに幼稚でつたない文章を書いていると、あなたのイメージダウンに繋がることにもなりかねません。

実際に、文章力を上げるには、書いて書いて書きまくってどんどん慣れていくことです。

そして、何度も何度も自分の書いた文章を読み返しブラッシュアップして完成度を上げていきましょう。

次に、表紙画像を作らなければならないというデメリットについて。

表紙画像を作るには、WEBデザイン用のソフトを使って絵を描く技術が必要になります。

例えば、Adobe PhotoshopやIllustratorのような画像編集ソフトを使って、
あなたの電子書籍のタイトルや書籍の内容をイメージ化する表紙をデザインします。

Adobe PhotoshopやIllustratorのような画像編集ソフトは、独特の専用ツールとノウハウが必要なので、すぐに使いこなせるというものではありません。

表紙デザインを作成する前に、Adobe PhotoshopやIllustratorの使い方を知ることが、タイヘンな作業なのです。

素人さんが1〜2時間で習得できる技術ではありませんので「これを使って表紙デザインをしましょう」とは、私は口が避けても言えません。。。

なら、どうすればいいのでしょう?

それは、もっと簡単でシンプルな画像編集ソフトを使えばいいのです。

実は、インターネット上にはオシャレでクオリティの高い画像編集ソフトが無料で公開されています。

中でも、私がおすすめするソフトは2つあって、1つは「CANVA」、もう1つは「Pixlr Editor」です。

「CANVA」は、オンラインで使うタイプとスマホのアプリで使うタイプがあります。
「Pixlr Editor」は、オンラインソフトなのでインターネットに繋がっている状態で画像作成をします。

どちらのソフトも、とてもオシャレな写真画像やテンプレートが揃っているので
テキストを入れ替えるだけで簡単に電子書籍の表紙画像が加工できます。

ブックカバー用に画像サイズも初めからソフトにセットされているので、あなたがやることは、テンプレートと色目を選んで、電子書籍のタイトルを入力するだけ!
本当に簡単です。

ただし、どちらのソフトも作業が簡単である代わりに、こだわったデザインが作れません。

表紙デザインは、あなたの電子書籍の顔となる重要な役割を持ちますので、
表紙のクオリティが悪ければ、お客様は見向きもしてくれません。

どんなに電子書籍の内容が素晴らしいものであっても、表紙デザインがショボければ、他の書籍と比べても見劣りし、つまりは、売れないのです。

ある意味、電子書籍の表紙は本の内容よりも重要と言えます。

そして、あまりにもクオリティの低い表紙デザインや、中身のない文章を書いていると、電子書籍だけでなく、あなたの価値まで下がってしまう恐れがあります。

電子書籍を出版して権威性を高めるどころか、
逆に、あなたのブランディングの価値を落としてしまうことに・・・

もし、あなたがすでにたくさんの顧客を持っている場合や先生と呼ばれる士業などの職業に就いている場合は、クオリティの低い電子書籍を出版してしまうと
あなた自身のイメージダウンに繋がることにもなりかねません。

せっかくの素晴らしい内容の書籍を、クオリティの低い表紙デザインで
台無しにするのは勿体なさすぎます。

そのような時は、ぜひ、起業魂までご相談ください。
1冊でも多くダウンロードされる訴求力のある表紙デザインをご提供させていただきます^^

それでは、本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!