紙の本と電子書籍の違い

「本」といえば、誰もが最初に紙に文字が印刷された書籍を思い浮かべるでしょう。

ですが、今のご時世、文字を読むと言う行動はスマホやタブレットからでも可能です。つまり、電子書籍を読むと言うことですね。

紙の本にしても、電子書籍にしても「文字を読む」と言う行動に変わりはなく、どちらの媒体を手にしても、読書を楽しむことはできます。

ですが、本を出版する側にしてみれば、紙の本と電子書籍では全く世界が違うと言っても過言ではありません。

なぜなら・・・

電子書籍は自分の意志さえあれば、いつでも思い立ったタイミングで本を出版することができるからです。

まず、紙の本の場合、素人が本を出版しようと思うと自己出版となるのが通常でしょう。

自己出版であれば、経費はかかるものの実現することは夢ではありません。

最近、よく見かける「POD(プリント・オンデマンド)」のサービスを使えば
1冊から紙の印刷本を作成することができ、ページ数の少ない本であれば費用も数千円程度ですみます。

ただし、紙に印刷して製本する作業が入るためプリントのオーダーを入れてから少なくとも1週間ほどの納期は必要です。

このように、少ない費用で紙の本を自費出版で作成することはできても
どこまで売れるのかは疑問です。

電子書籍の場合も、紙の本と同じく自費出版がほとんどですが、書籍自体には違いがたくさんあります。

電子書籍は、インターネットを使ってコンテンツを読むので、ただ文字を目で追うだけではなく動画や音声を文字と一緒に楽しむことができます。

また、リンク(URL)を記載することで、自由にインターネット上を飛び回れますし、メルマガ登録フォーム(オプトインページ)を設置しておけば、顧客名簿を作成することもできます。

AmazonKindleであれば、完成したコンテンツをインターネット上にアップロードしてから48時間でストアに並び、販売が可能となります。

MMD研究所の調査によると、電子書籍を購入したことがある日本人ユーザーの約45.3%がAmazonKindleを利用しているそうです。

日本の電子書籍市場はどんどん急成長している上、書籍出版のハードルも下がっているので電子書籍の作成から出版、販売までをひとまとめに完結できるAmazonKindleのサービスをフルに利用することが得策だと言えます。

そして、紙の書籍と電子書籍の決定的な違いはロイヤリティ(印税)の率でしょう。

紙の書籍の印税は著作者や出版社の環境で変動し、5%〜10%ほどとなっています。
しかし、電子書籍のロイヤリティ(印税)は条件がつくとしても最低でも35%はあります。

電子書籍の販売価格はAmazon Kindleの場合、99円の設定から可能ですが、99円の本が1冊売れたとしても、35%の印税が手に入り、銀行口座に日本円が振り込まれるのです。

電子書籍の販売価格とロイヤリティの設定によって、または電子書籍を販売する目的によって受け取れるロイヤリティの金額に違いはありますが、
年間で100万円を超えるロイヤリティ(印税)を手に入れている人もいます。

しかも、電子書籍の場合、紙の本のように「売れなかったら絶版」ということがありません。

もしかすると、あなたの本がKindleストアで販売開始となっても、すぐにババっと売れないかもしれません。
ですが、販売を停止しない限り、3年かかって売れる可能性は十分考えられます。

紙の本のように「本屋さんに並べてもらえない」ということがありませんので
Amazon Kindleストアとユーザーが存在する限り、あなたの本はお客様に購入してもらえるチャンスはあるのです。

Amazon Kindleには、電子書籍出版で先行者利益が手に入る環境が整っています。
あなたの思いを一人でも多くのユーザーに届けたいのであればすぐにでも電子書籍の出版準備に入りましょう!

表紙デザイナーの私があなたのお手伝いをさせていただきますのでぜひ、ご相談くださいね。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!