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キンドル本をワードで作成する方法【Wordの基本操作】

kindle

キンドル本をワードで作成する方法は
こちらの書籍でまるっと図解解説
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キンドル本をWordで執筆する

Wordを立ち上げよう

Wordを起動したら
白紙の文書」をクリックし
新規ページを表示します。

Wordの用紙サイズや余白などの書式設定は
初期設定(デフォルト)のままでOKです。

 

 

キンドル本の縦書き・横書きを決めよう

Wordのメニューの「ページレイアウト」>
「文字列の方向」>
「横書き」(または「縦書き」)を選択。

 

 

教科書、新聞、雑誌など
日本の印刷物の多くは
「縦書き」が主流です。

しかし、ブログやメルマガなど
インターネットの世界は
「横書き」が主流です。

Amazon Kindleの電子書籍は、
全世界のユーザーを対象としているため、
縦書き・横書きどちらでも
端末に表示させることができます。

ただし、コンテンツの内容によっては
縦書き・横書きに
向き不向きがあります。

例えば、
日本語の文字が中心の本であれば、
縦書きの方がバランスよくまとまり
断然に読みやすくなります。

また、縦書きの場合は、
数字やアルファベットなどの半角文字が
縦方向に表示されないため
1文字ずつ修正するか、
全角・漢数字を使用するといった
工夫が必要です。

その点を考慮すると、
数字や英語表記が
たくさん出てくる文章や、
挿絵や図解が多いコンテンツは
横書きの方が適しています。

 

 

キンドル本のフォントを決めよう

Wordに文章を入力する際に、
読みやすいフォントやサイズを
設定しましょう。

ここでは、
メイリオのサイズ12ポイントを使用します。

もちろん、
Wordの初期設定のフォントスタイル
(明朝(本文)10.5ポイント)でもOKです。

 

 

ダウンロードされた電子書籍は、
読者が自分の好きなように
フォントや文字サイズを変更して読めます。

そのため、あなたがWordで
どのようなフォントを使っても、
読者が使用する端末に
そのまま表示されるとは限りません。

また、
環境依存文字(特殊文字)を使用すると
文字化けすることがあります。

必ずアップロードの前に
Kindleプレビューアー」で確認しましょう。

>Kindle プレビューアーのダウンロードの仕方

 

 

ワードの表示を使おう

Wordのメニューから「表示
>「ナビゲーションウインドウ
にチェックを入れます。

画面左側に表示される
ナビゲーションウインドウ」には、
設定した見出しが一覧で表示されるので
目次の確認ができます。

また、ナビゲーションウインドウに
表示された項目をクリックすると、
本文中のその項目に
移動することができます。

 

 

 

ワードに本文を入力しよう

では、原稿の作成に入ります。
本文をWordに入力する際の
注意点をお伝えします。

 

改行と段落記号(強制改行)を区別する

ワードで文章を入力していくと、
文末に「矢印」が表示されます。

丸い矢印が段落記号(強制改行)で、
下向きの矢印が改行(普通の改行)です。

 

 

改行は、
キーボードのShiftキーを押しながら
Enterキーを押します

段落記号(強制改行)は、
キーボードのEnterキーを押します。

実は、改行と段落記号(強制改行)は
似て非なるもので、
見た目が少し違うだけでなく、
端末で表示された文章のレイアウトに
大きく影響します。

文章の入力中に Enter キーを押して、
段落記号(強制改行)が入ってしまうと、
読者の端末に表示された
文章のレイアウトが崩れることがあります。

これを避けるために、
段落記号(強制改行)の使用は
「新規段落の開始」
「段落と段落の間に行間隔を入れる」
以外は使わないようにしましょう。

 

 

本文の字下げ

国語の教科書のように、
段落の1文字目を1マス下げる「字下げ」は
絶対に必要なものではありません。

しかし、端末の表示によっては
自動的に入ることがあります。

Wordに入力する際には
「字下げ」の設定をしていなくても、
プレビューアーでみると
段落の初めの1文字が字下げされています。

 

 

 

 

ハイパーリンクのつけ方

本文中に記載したURLを
ハイパーリンクとして機能させるには、
URLを選択して色を反転させ、
右クリックして「ハイパーリンク」を選択します。

 

 

 

リンク先のURLを確認して、
よければ「OK」をクリックします。

 

 

 

 

ワードの校閲機能を使ってミスをなくそう

文章が書きあがったら、
Wordの機能である「校閲」を利用して、
誤字脱字や英語のスペルミス、
日本語のおかしいところを
チェックしましょう。

ただし、すべての間違い探しを
Wordの校閲機能にゆだねるのではなく、
必ず自分で文章を声に出して2~3度音読し
ミスを見つけて修正してください。

Wordには
読み上げ機能」がありますので、
それを使うのも非常に有効です。

メニューの「校閲」から
スペルチェックと文章校正」をクリックすると、
画面右側に文章中のミスがあった
単語が表示されます。

 

 

 

 

ワードで見出しのスタイルを設定しよう

文章の校正が終ったら、
各章の「見出しのスタイル」を設定しましょう。

見出しとは、第1章・第2章という
項目のことをいいます。

このブログの解説には
3つの見出しを使用しています。

「表題」は、第○部(大見出し)
「見出し1」は、第○章(中見出し)
「見出し2」は、項目(1)(小見出し)

 

Wordの左側にある
ナビゲーションウインドウ」では、
スタイルを設定した見出しが
一覧で目次として表示されます。

 

<見出しのスタイルの設定の仕方>はこちら

 

 

ワードの改ページを設定しよう

改ページとは、
文章の先頭を新しいページに
表示させる設定方法です。

文章の途中で
ページが変わって読みにくくなったり、
見栄えが悪くなったりすることを防げます。

新しい章に入るときなどは、

改ページを使用しましょう。

<改ページの設定の仕方>はこちら

 

 

ワードに画像を挿入しよう

画像を文章の間に挿入するには、
メニューの「挿入」から「画像」をクリックします。

 

 

パソコンに保存した画像ファイルを選択し、
「挿入」をクリックします。

画像として取り込めるファイル形式は
JPEG」と「PNG」です。

 

 

 

挿入した画像の上で右クリックして
画像の「レイアウトの詳細設定」をします。

 

 

 

文字列の折り返し」タブで「上下」を選び、
文と文の間に画像を挿入します。

 

 

「位置」はページの「中央揃え」に配置。
最後に「OK」をクリックします。

 

 

 

ワードで目次ページを作ろう

Amazon Kindleでは、
複数の章を持つすべての電子書籍に対して、
ハイパーリンク付きの
目次を設定しなければなりません。

Windows版のMicrosoft Wordには、
目次の自動作成の機能が付いています。

目次がリンクとして機能するため、
クリックすると読者が読みたい章や
ページに直接移動できます。

<目次の作り方>はこちら

 

 

ワードの最終仕上げ

いよいよ、原稿の最終仕上げに入ります。
次の項目に注意して、
アップロードの準備をしましょう。

 

 

変更履歴をオフにする

完成した原稿を
Wordファイル(DOC/DOCX 形式)で
アップロードする前には、
必ず「変更履歴」をオフにしましょう。

「変更履歴」をオフにするには
「校閲」をクリックして、
「シンプルな変更履歴/…」をクリックする方法と、
「変更履歴/コメントなし」を選ぶ方法があります。

 

 

 

ファイル名は英文字に変更する

Word で作成したファイルは
DOC/DOCX 形式で保存します。

ファイル名を日本語にしている場合は、
アルファベット(英文字表記)に変更してください。

 

誤)きぎょうダマシイ.docx
正)kigyoudamashii.docx

 

 

 

プレビューアーで確認する

完成した電子書籍を
Kindle Previewer」で最終確認しましょう。

「Kindle Previewer」では、
あなたの電子書籍が読者のKindle端末や
タブレット、スマホで正しく表示されるか、
不具合を発見することができます。

デスクトップアプリの
「Kindle Previewer」は
こちらのページからダウンロードが可能です。

今すぐダウンロード」をクリックしてください。

 

Kindle Previewer

 

 

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こちら書籍で詳しく解説しています。

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