本屋さんで本を買う理由
あなたは本屋さんで本を買うとき、何を決め手に購入することが多いですか?
まずは、本の背表紙に書かれたタイトルを見て手に取る本を決め、中身は何が書いてあるのかな〜とパラパラとページをめくり『目次』を確認するのではないでしょうか?
そして、『目次』に書かれている項目(タイトル)を見て、あなたの知りたいことが載っていれば『買い』になるワケですね。
つまり、『目次』がお客様の購買意欲に直接繋がっていくのです。
『目次』を見て「自分に必要ない」と思われたらそこで終わり。
だからこそ、『目次』のつけ方はとても重要です。
では、どのような『目次』をつければ、つい買ってしまいたくなるのでしょうか?
つい買ってしまいたくなる本の特徴
つい買ってしまいたくなる、すぐに読みたくなる『目次』にはある共通点があります。
その共通点とは・・・
『ベネフィット』が書かれているということです。
例えば、『ダイエットに関する本』を出版するとしましょう。
まず、第1章で、「ダイエットを成功させるための気持ちの持ち方」を解説するとします。
その場合、
「第1章 ダイエットにおける重要な基本の考え方」というタイトルよりも
「第1章 美しいボディを手に入れるダイエットの成功マインド」というように
「正しいダイエットの考え方を持つことによって、美しいボディを手に入れられますよ」というベネフィットを入れる方が、「今すぐ読みたい」という気持ちになるものです。
ベネフィットとはマーケティング用語の1つで「お客様が商品から得られるメリット」のことをいいます。
商品を本のタイトルに置き換えて考えた場合、「この章を読めば、あなたにこのような変化がおきますよ」という、読んだ後の読者の変化を記してあげることで読者の心は動かされるのです。
ですので、タイトルを考える際には「この章を読んだ読者は、読んだ後にどのような変化が起きるか」を考えていくと読者の心が動くベネフィットを見つけることができるでしょう。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。